『おいしい』っておいしい?
せっかくなら「やりたいこと」に挑戦してみる? それとも「収入重視」にシフトチェンジする?
何を“おいしい”と思うかは人それぞれだけど、そこがブレない人って、辛酸を舐めることすらも前向きに捉えています。今回は、独自の立ち位置を確立して活躍している方々の生き方から“おいしい”を抽出してみました。
あなたの人生にスパイスを。アレンジはご自由に♪
実業家 エンリケ『稼ぐ力』is おいしい?
「対等」になるためのお金論。
一人で生きていくための経済力を重視してきました
「私はエステに行ったことがないし、整形もしたことがないんですよ。結局、頑張って外見を磨いても、内面に余裕がない人は他者にネガティブな印象を与えがちですよね?
キレイになるために、お金は必要不可欠じゃない。ストレスを溜めないように工夫したり、周囲への感謝を忘れないようにしたり、心を整えることに気を配ることが大事だと思います。まあ、それがいちばん難しいんですけど(笑)」
言わずもがな、愛情や友情もお金では買えない。でも、不確かな“情”を頼りにしなくても、お金があれば自分の幸せを守ることはできる。
「18歳でキャバ嬢の下積みを始めた頃から、私が重視してきたことは、一人でも生きていける経済力を養うこと。恋愛においても、自分で稼ぐ力があれば男性と対等に向き合えるし、収入や肩書を度外視して相手を選ぶこともできますよね。
結婚した後も、離婚を恐れて旦那さんの言いなりにならなくても大丈夫ですし。自分に自信を持てるという意味では、お金ってすごく“おいしい”です」
もともと貯蓄体質で私生活では“ドケチ”であることを告白しているエンリケさん。唯一、ファッションだけは惜しみなくお金を使うのだとか。
「馬子にも衣装! ずっと接客業をしていたので、身だしなみの自己投資に関してはケチではなかったです。上質な服や靴を身につけると気持ちも引き締まるし、上質なお客さんも寄ってくる(笑)。結果、投資した金額以上を稼げるようになるので。
そもそも私はシャンパンをラッパ飲みするような大雑把なキャバ嬢で、上目遣いも苦手だったし、せめて服装くらいは上品にしておかないとヤバいなと……。自分らしさを貫くためには、ある程度、お金のサポートは必要なんだと思います」
【PROFILE】
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